2010年3月9日火曜日

カンパのオール鉄ハブ

そろそろ春なので、自転車通勤をと考えていますが、なかなか暖かくなりませんねぇ。

もともと仕事もきついので、自転車通勤初日は、休日出勤日を考えていましたが、会社の出勤日と、日和がうまく当てはまりません。

そんなわけで、今週初めの土日に、試しに会社を往復してみようと思っていました。でも、結局の所は、2日間とも雨で、ダメでした。

というわけで、時間の余った今週初めの土日は、最近手に入れたカンパの鉄ハブのオーバーホールです。見た事あります?継ぎハブじゃなくてオール鉄です。

継ぎハブの前の時代の物なのか、それともレコード全盛期の廉価版なのかは解りませんが、カンパ特有の美しいクロームメッキにはほれぼれしてしまいます。

カタログには掲載されていないので、誰かその真偽のほどを教えて下さい。

まずは、ハブばらしです。

グリスホールのあるキャップまばらしましたが、さすがにワンまでは外していません。

バラし前はシャフトが一切回りませんでしたので、「このハブはもうダメなのか?」と思っていましたが、原因はベアリングの完全に固着でした。

グリスは、石のように固くなったいましたので、これが本当に綺麗になるのか疑問でしたが、とりあえず溶剤で溶解です。

容器に手元にあったホワイトガソリンを入れ、バラしたハブを一晩浸しました。

次の日、見てみると、ちゃんと固着したグリスが解けているではないですか。

さすがにベアリングはサビサビで、ワンの摩耗もかなりでしたが、再使用の予定はなく、あくまでもコレクションなのので、問題はありません。錆びたベアリングも純正品と信じ、再組込をする予定です。

とりあえず、ガソリンを拭き取り、空いているお菓子の缶容器に収納です。バルコニーで乾燥させました。

寝る前に、ちゃんと缶の蓋をして、部屋の隅に置いてあります。

油のにおいがしたりすると、家族みんなに白い目で見られてしまいます。こんな時の為に、ガレージとは言いませんが、作業部屋が欲しいです。

組立は、今後の楽しみとしてとっておきます。今度写真を掲載致します。

綺麗になった部品の組立は何とも楽しい物ですので。

実は手元にはまだ、めちゃくちゃ汚いカンビオコルサハブFBハブがあります。

今後の楽しみにとっておく事にしています。