2009年12月19日土曜日

ピンクのSANNOWの冬眠と、復活の日に向けての準備

 我が家の駐輪場(といっても1軒家なので、3台程度しか停めらないタダのスペース。)は、前面の普通の一方通行道路に面しているので、せっかく時間をかけて作った私の宝物であるピンクのSANNOWを、気軽に停めておく訳にはいきません。盗まれでもしたら、お金を掛けても簡単には戻ってきませんので泣くに泣けなくなってしまいます。

 その対策として色々考えました。壁付けのディスプレイスタンドを改造して、フレームとホイールに鍵が掛けられるようにし、駐車場の壁(ALC:軽量発泡コンクリート)にアンカーを打って固定する計画も立てていますが、手頃なスタンドがないので、計画が進みません。

 ピンクのSANNOWは、どんなに多く乗っても週に1回だし、最近は寒いので、ほとんど乗っていません。しかし、バラして押入に入れてしまっては、それこそ乗る準備が大変です。

 ちょうど都合の良い事に、我が家の愛車は7人乗りミニバンです。3列目のシートを倒して場所を確保し、ピンクのSANNOWのホイルだけをはずせば、ハンドルを抜かなくっても、車の中にしまう事が出来ます。車の中に、汚れてもいい毛布を敷き、ピンクのSANNOWを、赤ちゃんをくるむようにしまい込みます。

 ピンクのSANNOWが完成した9月からは、以上のように保管して、乗るたびに車からだし、組み立てて乗っていました。出して組み立てるに5分程度ですので、全然OKです。

 そんな事を繰り返しているうちに、先日、我が親族関係で法事をする事となりました。法事では、お寺の往復や、そのあとの食事をする場所まで、皆さんを車に乗せて移動しなければなりません。いつもは5人しか乗らないので、ピンクのSANNOWは後ろの方に積んだままですが、法事では7人乗る事になるので、家族からは、「どうするの?」と、追い立てられ、とりあえず車からピンクのSANNOWを降ろす事となりました。玄関においておく訳にもいかずの状態です。

 最近めっぽう寒いので、ココは割り切って、ノートンのビンテージ輪行袋に入れ、押入にしまう事としました。実は、季節がTシャツで走れなくなってきた頃から寒くて、全然ピンクのSANNOWには乗っていませんでした。

 という事で、次にピンクのSANNOWに乗るのは、春になりそうです。となると、せっかく取り戻した体力の低下が心配なので、春までの間は、夏頃から続けていた、ビリーズブートキャンプをやり続ける事としています。

 3月頃少し暖かくなってきたら、息子も乗るだろうし、安いロードを1台買おうかと思っています。最近のは台湾製が多いのですが、4万円くらいのやつってどうなんでしょうか。古い古いピンクのSANNOWは、約9kgで仕上がっていますが、重量なんかもどうなんでしょうか。最近の台湾製は、実はピンクのSANNOWより、全然性能的には良く、快適だったりして。(乗る事だけを考えれば、気軽にそこいらに駐輪できる物は、とても魅力的です。)

 現在は、春からのピンクのSANNOW復活の為に、不足している改造の準備期間となってしまいました。部品はとりあえず集めるだけです。ほんとうは、集めた部品を、ピンクのSANNOWに組み込んでこそ、満足感が得られるのですが、今は押入から出すのがおっくうな事から取り付けはしていませんので、ストレスが非常に溜まってしまいます。

 改造計画は、ざっと以下のとおりです。

  ①ペダルキャップを三ヶ島からカンパに交換。(入手済)
  ②ヘッド小物を、丹下レビンからカンパ鉄レコードに交換。(入手済。)
  ③ブルプロを捜す。(カンパ2本締めピラーと共に探し中。)
  ④フロントブレーキアウター受けをシマノからユニバーサルに交換。(探し中。)
  ⑤リアブレーキのアウター受けが錆びてちぎれそうなので、ユニバーサルに交換。
    (もともと手元に有り。)
  ⑥SANNOWのロゴステッカー作成。(現在ロゴを調査中。)
  ⑦カンパ純正のクランクボルトとキャップが欲しい。
    (キャップは入手済、クロームボルトは探し中。)
  ⑧スギノのBBセットを、カンパのBBセットに交換したい。(シャフト有り。カップは安価で捜し中)
  ⑨リアのタイヤをもっとクラシカルデザインの物に(すり減ってから交換)
  ⑩バラバラになったRDワイヤーの交換。(これはカンパにこだわりません。入手済。)

 上記、前にも公開しましたっけ?まあいいや。

 入手済の部品を手に取り、早く交換したくて、いらいらしています。とりあえず春になってからの楽しみと言う事です。

2009年12月7日月曜日

その後のRUN(8th、9th) パンクだあ!!!

 20数年ぶりに古い古いSANNOWを引っ張り出し、オークションでせっせとカンパを集め、整備して乗り始めたのは、まだまだ暑い9月の事でした。

 それ以降、7回のRUNを経て、約300km程度走りました。

 その後ですが、
  ・ 8回目は、前に行った彩湖の更に先の、羽根倉橋まで行き、約55km走りました。
  ・ 9回目は、また都会の皇居を抜け、2度目の葛西臨海公園です。

 9回目の遠出でついに心配していた事がおきました。
 葛西臨海公園を一回りして、例によって荒川河川敷を帰路での出来事です。

 河川敷は整備されてはいる物の、所々どうしても未舗装部分を走る事になります。

 特に、自転車以外を通さないようにする為のU次型の柵があります。本来手押しでこの柵の隙間を抜けていくように作られていますが、実際には、手押しがおっくうなので、大半の人たちは、その横の緑地部分を走り抜けているようで、芝生の一部に通路が出来てしまっています。

 こういうところを走るときは、減速すればいいのでしょうが、いつもそこそこの速度で、その未舗装部分をすり抜けてしまうので、タイヤが痛まないか心配でした。
 そんな日々を繰り返しているうちに、ついにしっぺ返しが来てしまいました。

 どのタイミングが原因かはわかりませんでしたが、突然乗り心地が悪くなり、「ついに来たか!」と停止してタイヤを見ると、なんと、後輪がパンクです。
 以前に軽く縁石の鋭利な部分で、タイヤを痛めたままでしたので、それが原因じゃないかと疑いましたが、この場合はバーストの可能性もあり、もうひとつ一大事になるところでした。そうなったら、タクシーで帰宅になるのでしょうか?その時ロードはバラしてトランク???それとも、家内に電話して、自動車で向かえに来て貰う???

 しかし、バーストではなかったので、ビビる事はありません。えへん。なんとパンク修理セットをもっているんですね!おまけに、チューブラーだと、タイヤ交換及び縫い目をほどいての修理に経験がなかったので、我が愛車は純粋なレーシング仕様でありながら、WOを履いていました。

 もちろんWOのパンク修理の経験はありますので、早速、道ばたに止めて修理です。

 小さい穴だったら、水に入れないと発見できないのではと、不安を抱えながら、タイヤから取り出したチューブに恐る恐る空気を入れました。
 空気を入れたとたんに、並んだ2個所からしゅ~~っと空気が出ていました。
 地面とリムに挟まれてパンクしたようです。

 早速糊を付け、パッチを貼り、タイヤに納める前に空気を入れ確認です。今時の糊は、トルエンの入っていない物なんですね。全然シンナーを吸っているような罪悪感はありません。
 漏れもなさそうで、大丈夫そうなので、タイヤに納め、空気を入れて復活しました。

 なんとその所要時間は10分程度。自分としても満足のいくタイムです。
 
 大満足で再度走り出しました。

 しばらく走り、緩いカーブにさしかかると、グリップ力が無く、何となく調子が悪いです。再び止めてタイヤを触ってみると、結構空気が抜けています。

 ちゃんと確認したはずなのに、と思って再度空気を入れて走り出します。
 しばらく走ると、また空気が減ってきます。

 もう一度チューブを取り出して点検しようと思いましたが、もう既に空が薄暗くなっているのと、家まではあと5km程度だったので、この後5回ほど空気を足しつつ、家迄何とか走り抜きました。

 本日も、ぐったり疲れ、パンクは放置して終了です。

 エア漏れの原因追及は後日という事で、本日は、55km、の延走行距離は410kmに達しました。

2009年12月3日木曜日

ヌーボレコRDのワイヤー固定部って丈夫なの???

 以前に使っていたチェーンホイールはPCD151のマイティコンペ52 ×48の超クロスレシオだったと思いましたが、手ごろな価格でヌーボレコチェーンホイールが手に入り、鉄GSのでキャパオーバーから、手持ちのヌーボに交換しました。

 RDの機種により必要とされるワイヤーの長さが違うのかよく解りませんが、今まで使っていたワイヤーでは長さがぎりぎりで、何度か締め直しているうちに、ハンダを流し込んで固定していた先っぽがバラバラになってしまいました。

 そこで心配なのですが、ワイヤーを留める部分はボルトこそ鉄ですが、受け側は軽合金じゃないですか。

 レストア後、なんとなく不安で思いっきり締める事が出来ず、その結果、1日も走るとすぐに緩んでしまい、何度も微妙な増し締めを繰り返しています。こんな事を続けていくうちに、軽合金側のネジ山が削れてしまうのではと思い、思い切って締める事が出来ません。

 皆さんはどうしているのでしょうか。それとも結構丈夫なのでしょうか。

 こんな不安を解消する為に、実は手元にある鉄レコに交換しようかと思案中です。

 チェンジの際も、鉄レコや鉄GSの方が、剛性が高いのか、レスポンスが良いような気がします。

 こんな事をしているうちに、夏頃アップした写真(http://picasaweb.google.co.jp/toshi.naganuma/MyBicycleVintage#)も、所々が変わってきています。

 春頃には、再度写真を撮り直したいと思います。

 あらためて写真も見直すと、下記のような改造やプランが頭をよぎります。

  ①フリーのトップがねじ切れたので、ミルレモからレジナに交換。(済。)

  ②ペダルはカンパなのにキャップは三ヶ島でだったので、カンパキャップに交換予定。
    (プラで4000円位もしましたが(T_T)入手済。)

  ③ヘッド小物が、丹下レビンだったので、カンパ鉄レコに交換予定。(これは安く入手済。)

  ④サドルをワイヤーベースのユニカかブルプロにしたい。(カンパピラーと共に探し中。)

  ⑤フロントブレーキアウター受けがシマノなので、ユニバーサルで探し中。

  ⑥リアブレーキのアウター受けが錆びてちぎれそう。(手元にユニバーサル有り。)

  ⑦SANNOWのロゴステッカーが欲しい!!

  ⑧カンパ純正のクランクボルトとキャップが欲しい。

  ⑨スギノのBBセットを、カンパのBBセットに交換したい。

  ⑩リアのタイヤをもっとクラシカルデザインの物に変えたい。

 てな感じですが、上記⑨について一つ疑問です。

 手元にBSCのBBセットがありますが、薄ワンって、普通のやつと何か違うのでしょうか。はめてみると、シャフトの長さが足りません。誰か教えて下さい。